蜂須賀まつ(大匠院)、国分盛重夫人、国分盛廉

蜂須賀正勝夫人、蜂須賀家政の母、三輪吉高の娘の蜂須賀まつが、惣兵衛、小鳥、柴犬。
国分盛廉の娘の国分盛重夫人が、乙姫。
国分盛氏の息子の国分盛廉が、水神様。

「菜売り惣兵衛」
(徳島県の昔話)

むかし、惣兵衛という貧乏な菜売りがおった。
毎日町へ菜を売りに行きましたが口過ぎておりました。
そろそろ正月がやってくるのに年の暮れも菜売りしたがさっぱり売れない。
菜売り惣兵衛1.jpg

仕方ないので惣兵衛はトボトボと自分の家に戻ろうとして海端まで来た途中、
「水神様、良かったら差し上げます。」
と惣兵衛は持っていた菜を海の中に投げ込んで空っぽにしました。
菜売り惣兵衛2.jpg

そしたら戻ってきますと、何やら海の中から美しい女が菜を持って現れました。
そして驚いた惣兵衛に、
「こ、これは菜をくれてありがとうございます。今まで誰も菜をくれないが、くれたのは水神様だけだ。」
菜売り惣兵衛3.jpg

女は、
「菜をいただいたお礼に玉を差し上げます。この玉を海に投げ込んだら是非、竜宮へ来てください。」
こんなに不思議な玉をもらった惣兵衛は、
「もしかして水神様ですか。」
その女が、
「いえ、私は竜宮の乙姫でございます。」
乙姫を海の中へ消えてしまいました。
菜売り惣兵衛4.jpg

惣兵衛は試しとしてこの玉を海の中に投げ込んでしまいました。
すると、海の中からいっぺんに空っぽになってしまいました。
菜売り惣兵衛5.jpg

惣兵衛は空っぽになった海の中の先へ歩いて進むと、素晴らしい御殿でした。
じーと眺めたら、先ほどの乙姫が現れました。
「よく来てくれました。水神様が待っております。」
と御殿の中へ連れて行きました。
菜売り惣兵衛6.jpg

長い廊下に通ると水神様に会い、礼をしました。
「ようこそ来てくれた。ゆっくりしてください。」
と水神様は喜びました。
菜売り惣兵衛7.jpg

惣兵衛は美味しいご馳走をたらふく食べたり、酒を飲んだりの満足をしました。
さらにお土産にはたくさんの宝物や小判をもらい、空っぽの海を通って自分の家に戻りました。
菜売り8.jpg

こうして惣兵衛は菜売りをやめてから困ることもなく一生幸せに暮らしました。
    (おしまい)
菜売り惣兵衛9.jpg

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この記事へのコメント

2019年11月03日 09:08
こんにちは。

今回のお話も面白いですね。
素晴らしいですね。
sisi
2019年11月03日 11:21
トトパパさん、ありがとうございます。
この時期を考えると、クリスマスプレゼントのような楽しい昔話にしました。
徳島らしく幸せに感じます。
カメさん
2019年11月03日 12:50
力作でナイス。
sisi
2019年11月03日 21:52
カメさん、ありがとうございます。
作品作るのに数日かかりました。
いい大作できたのも感動します。
2019年11月05日 10:58
こんにちは♪
世田谷に、「蜂須賀家の門」を移転したのがあります。
神様、いるのよね!
私も1日1善
健康で頑張ろう!
sisi
2019年11月06日 18:03
もうヘトヘトさん、ありがとうございます。東京にも蜂須賀が残っていますね。歴史につながる政略ですね。