濃姫の弟、斎藤道三と小見の方の息子の斎藤利治が五平。
佐藤清房の息子、加治田城主の佐藤忠能がとなりの爺さん。
明智光継の娘、斎藤道三夫人の小見の方が母狐。
織田信長夫人、斎藤道三と小見の方の娘の濃姫が子狐。
「三ツ池の狐」
(兵庫県篠山市の昔話)
むかし、丹波篠山の剛山の北側に三つに古い池があり三ツ池と呼ばれているそうな。
このほとりに母狐と可愛い子狐の子連れ狐が住んでおった。

一面に咲いたレンゲとたんぽぽの花を母狐と子狐が匂い嗅ぎながら楽しく遊び、親子でその花を飾り付けてもたまりません。

夕暮れになると、母狐と子狐は家に向かって帰りました。

夜になると、剛山から仕事帰りのp五平どんは美しい娘が通りがかっているのを見とれて、その娘の歩く道をそっとついて行ってしまった。


そこには一軒家から湯けむりが見えてきて、なんと娘の家だった。

五平どんは娘の家の戸を叩くとおばあさんが現れた。
「どなたかな。」
「あのー、湯けむりが見えてきてしまって、ワシも疲れたから風呂が入りたくなってな。」
「そうですか、ぜひ入ってください。」
「それではお言葉に甘えて。」

娘は風呂を案内した。
「ごゆっくりどうぞ。」
「すまないね。」

五平どんは早速、気持ちよく風呂を入って長いこと疲れを癒した。

そこに通りがかったとなりの爺さんが声をかけた。
「おーい、五平どん、野ツボに入って何してるんや。」
「いや~、風呂に入ってるんやけどな。」
「はははー、狐でも騙されてるな~。」
「風呂やない、だ、騙されたー。ワシは何をしたことがー。」
五平どんは風呂だと思い、野ツボに入り藁で顔を洗ってしまった。

あのおばあさんは母狐に娘は子狐が化けました。

騙された五平どんはしょぼんと家に向かって帰ってしまいました。
(おしまい)

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