高山右近、高山ジュスタ、高山ルチヤ、高山長房

摂津国高槻のキリシタン大名の高山右近が、おとん、飼い犬のポチ。
高山右近夫人の高山ジュスタが、おかん。
高山右近とジュスタの息子の高山長房が、息子。
横山康玄夫人、高山右近と高山ジュスタの娘の高山ルチヤが、娘。

「ギョウザの皮のかわり」
(大阪府高槻市の昔話)

むかしの昭和50年代の半ばごろ。
大阪は高槻の住宅の並ぶ街に…。
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おとんとおかんと娘と息子の飼い犬のポチが住んでおった。
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おかんは朝早くから毎日家事がバタバタ忙しくなる。
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夕方になると息子が学校帰りで家に着き、おかんは、
「悪いけど、吠えてるんやから散歩してくれへんか、外へ出んとぶくぶく太るからな。」
「えー、わかったよ。」
「今日の晩御飯はギョウザやでー。」
「はーい。」
息子はポチの散歩をした。
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息子が散歩のうちに晩御飯のしたくをしました。
おかんは早速、ギョウザを作りました。
豚ひき肉、刻んだニラ、卵を落としてかき混ぜます。
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ところが、冷蔵庫の中にギョウザの皮がない。
「しまった、ギョウザの皮を買い忘れたー!もうじきうちの子と父ちゃんが帰ってくるのに、今更スーパーへ行ったら遠いから面倒くさいし、間に合わへんわー、あかん、どないしょう-。」
おかんは、スーパーマーケットへ行ったら時間に間に合わず、頭がくしゃくしゃで困りました。
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すると、おかんは何やらひらめいた。
ギョウザの皮のかわりに冷蔵庫にあるうどんがあり、
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それを細かく刻んで、先ほど混ぜたものを一緒に入れます。
「ギョウザの皮とうどんは同じ小麦粉やから、どうせギョウザと同じ味やし、ごまかしたら大丈夫やろ。」
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夕暮れになると、
息子はポチの散歩を済ませ、息子はポチの散歩が部活帰り、おとんは定時通りの寄り道せず家に着いた。
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おかんはまだ調理中、刻んだうどんとひき肉を混ぜたものをこねて平らにして焼きます。
「おー、ギョウザと同じ匂いで焼きあがったで~。」
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家族そろって、晩御飯のギョウザを待っていた。
「おかん、腹減った-。」
「お待たせ、ギョウザやでー。」
「えー、これがギョウザ。」
「ハンバーグやないかー。」
「ギョウザとは言えへんなー。」
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「文句言うなら、今日から晩御飯抜きやでー。」
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ところがポチが、おかんの作ったギョウザを食べてみると、ワンワンと喜びバクバク食べた。
「ポチが言うなら、食べるかー。」
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弱った顔の家族は、イチかバチかでギョウザを食べてみると…、
「なんや、ギョウザと同じ味や!うまいなー。」
「これならおかわり出来るで~。」
「これうまいわー、いけそうー。」
家族は喜んでおいしく食べて、おかわりもできて、不思議なうまさやった。
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おかんもホンマに嬉しく食べて幸せだ。
「ホンマうまいわー。」
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「おかん、またギョウザ作ってなー。」
「母ちゃん、天下一やでー。」
「うまいわー。」
「ワンワン。」
「ほな作るで~。」
家族の定番となった。
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このギョウザを「うどんギョウザ」といい、我が家だけではなく高槻じゅうで大変評判になったそうな。

(おしまい)
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この記事へのコメント

2019年10月07日 23:39
こんばんは♪
新しいシリーズですね!
楽しみです♪
sisi
2019年10月08日 07:29
もうヘトヘトさん、ありがとうございます。
今度は現代昔話もアップしました。この昔話は茨木市美術展の絵本展示も挿入しています。