佐藤権平夫人、吉原局、以心崇伝

森可春の娘の佐藤権平夫人が、お金。
森可春の娘、吉原重秋夫人の吉原局がお倉。
一色秀勝の息子、臨済宗僧侶の以心崇伝が旅僧。


「お倉が浜 お金が浜」
(宮崎県日向市の昔話)

むかし日向の浜辺にお倉とお金という若い女がいました。
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二人は毎日汗水流しながらハマグリを採り生計を立てました。
ある時、二人は浜を出てハマグリを採る途中、年老いた旅僧が現れた。
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お金の元へ訪ねた。
「もし、腹が減りましたので少しハマグリを分けていただけませんか。」
欲深い性格のお金は、「あらお坊さん、これは小石ですよ。食べられないからね。」
お金はカゴの中に入ったハマグリを小石とごまかして言うた。
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旅僧は、お金の元へあきらめたが、今度はお倉の元へ訪ねた。
「もし、腹が減りましたので少しハマグリをいただけませんか。」
心優しい性格のお倉は「これはかわいそうなことを少しハマグリをどうぞ。」
「これはありがたい。たすかります。」と旅僧はハマグリをいただいてお礼して立ち去ったが、しばらく行くと立ち止まり、何やら呪文を唱えた。
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「あそこの浜は石になる、こっちの浜はハマグリがたくさん採れる、採れる、採れるー。」
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すると、お金が独り占めしたハマグリの居る場所がみんな小石だらけに変わってしまいました。
「あーん!嫌やー!ハマグリが採れない!」とお金が泣き出した。
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一方、お倉の居る場所がたくさんのハマグリが並んでハマグリの入ったカゴの中も今までよりたくさん採れた。
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日向の美しい海岸には、お倉が浜とお金が浜の分かれた浜辺のはじまりだ。
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(おしまい)

この作品は、第69回茨木市美術展の絵本のセレクト日本昔ばなしを挿入展示します、10月5日からな茨木市市役所南館へ是非見てください。

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